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市長コラム平成18年1月 「さわやか・あたたかい朝霞づくりに向けて」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001518 更新日:2006年1月1日更新

平成18年1月 「さわやか・あたたかい朝霞づくりに向けて」

 新年明けましておめでとうございます。
 輝かしい希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。昨年中は、市政1年目ということもあり、無我夢中で走ってきた感がありますが、さまざまな分野にわたりまして、皆様の温かいご理解とご協力をいただき、まことにありがとうございました。ここに新春を迎え、市の一層の躍進を期してまいりたいと心を新たにしております。
 さて、昨年は、安心・安全のまちづくりを推進するため、「自分の身は、自分で守る」を基本に、朝霞市防犯推進条例を平成17年4月1日に施行いたしました。この条例は、市、市民、事業者が一体となり必要な措置を講じるなど、犯罪防止に向けさまざまな防犯対策を推進することとしております。地域ではここ数年、防犯に対する意識の高まりから、自治会・町内会や地元PTAなどが次々と防犯パトロール隊などの組織を結成し、地域を巡回するなど、犯罪を未然に防ぐ取り組みを行ってきました。その成果もあり、昨年の1月から10月までの全刑法犯罪認知件数は、前年同期と比べると約38パーセントも減少いたしました。今後も、市民、事業者の皆様のご協力をいただきながら、安心で安全な朝霞市を築いてまいりたいと思います。
 そのほか昨年は、基地跡地利用についてのシンポジウムの開催、学校給食の自校方式検討のため自校給食推進対策室の設置、市内全域の危険箇所の調査実施、市民まつり「彩夏祭」の充実などを図ってまいりました。
 ところで、日本経済を見ますと、IT関連や自動車業界などの躍進により、景気回復の兆しが見え始め、全体的に上昇ムードが漂っておりますが、まだまだ、ひとりひとりが豊かさを感じるのに時間がかかりそうです。また、今年は、三位一体改革が推し進められ、「地方にできることは地方に」という掛け声のもと、地方分権と財政再建に向けての取り組みが本格的に動き始めようとしております。
 このような社会情勢の中、本年は、市民センターと児童館の複合施設であります根岸台市民センターの開所、移転改築中の朝霞第一中学校を開校するほか、小学校1年生の学級に複数担任制の導入、乳幼児医療費の窓口払いの撤廃、(仮称)膝折市民センターの用地購入と設計、各小中学校耐震補強工事を予定しております。また、4月より図書館の月曜休館日を廃止し、利便性を向上させてまいります。さらには、市の最上位の計画として市政運営の基本となる、第4次朝霞市総合振興計画がスタートする年でもあります。これらの施策の実施に当たっては、常に長期的な視点で将来の朝霞市のビジョンを描きながら、限られた財源を有効かつ効率的に運用し、健全な行財政運営に全力で取り組んでまいります。
 本年も、できることは、すぐ実行に移すなど、「スピード&チャレンジ」をモットーに、「さわやか・あたたかい朝霞づくり」を推進してまいりますので、変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様にとって幸せ多い年となりますよう心からお祈り申し上げます。

朝霞市長 富岡 勝則