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市長コラム令和6年6月号「輝(かがやく)」
令和6年6月「輝(かがやく)」
皆さんこんにちは。
6月に入り、間もなく梅雨の季節が訪れます。適度な雨は草木や農作物には恵みの雨ですが、台風が接近すると、水分を含んだ空気が大量に流れ込み、大雨による被害をもたらすこともあります。台風シーズンが来る前に、防災グッズや避難場所など、ご家族で話してみてはいかがでしょうか。
さて、根岸台でにんじん農家を営む相澤 敦(あいざわ あつし)さんが生産販売する、本格人参焼酎「へべれけ」が、ベルギーの国際品質研究機関の「モンドセレクション2024スピリッツ&リキュール部門」で金賞を受賞され、報告にお越しになりました。にんじんは朝霞市を代表する農産物で、シティ・セールス朝霞ブランドにも認定されています。相澤さんは、「朝霞には海や山の幸はないけどにんじんがある、特産品のにんじんで地元の人たちにも楽しんでもらいたい」との思いから、地元の人も味わうことができ、またお土産にもなるにんじん焼酎を考えついたそうです。私も飲んでみたところ、にんじんの味はしませんが、すっきりとした味わいでとても飲みやすく感じました。「へべれけ」の名の由来は、地元の人が地元で飲むんだから、いつもより一杯多く飲んでもいいじゃない、という遊び心を込めて名付けたそうで、本市のふるさと納税の返礼品にもご登録いただいています。以前、朝霞のさつまいもで造った「紅霞(べにがすみ)」という焼酎がありましたが、残念ながら今では生産されなくなったので、「へべれけ」が、地域を越え多くの方に知っていただける名産品になればと思っています。
ところで、今年の彩夏祭は、8月2日(金曜日)から4日(日曜日)までの開催となります。それに伴い、6月3日(月曜日)から有料花火観覧場所の申し込みと、彩夏祭グッズの販売が始まります(「広報あさかNo.805(令和6年6月1日発行)」3ページ参照)。今年は新たに、有料花火観覧場所の申し込みが彩夏祭ホームページからもできるようになり、さらに中央公園野球場レフトスタンド天然芝部分を、飲食可能な有料花火観覧場所として受け付けます。また、今年の彩夏祭ポロシャツは、鮮やかなジャパンブルーと渋めのグレーの2種類で、熱中症対策として冷感タオルも販売します。ぜひ、多くの方にご購入いただき、彩夏祭開催の機運を、今から盛り上げていただければと思います。
では、また。
朝霞市長 富岡 勝則