市長コラム令和４年６月 「健（すこやか）」

　皆さんこんにちは。
　５月１日から15日間にわたって、ブラジルで開催された第24回夏季デフリンピック競技大会に日本代表として朝霞市民の３選手が出場し、バドミントンの団体戦では見事に銀メダルを獲得されました。今後もさらなる活躍が期待されますので、ぜひ応援をしていただけたらと思います。
　さて、依然として新型コロナウイルス感染者数が高止まりの状況にあることから、国では新型コロナワクチン４回目接種の方針が取りまとめられました。そのため市では、５月下旬から、３回目の接種完了から５か月以上が経過した60歳以上の方に接種券をお送りしています。また18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方や重症化リスクが高い方も対象となりますが、こちらは個々に確認が必要となりますので、３回目の接種時期に応じて手続きについてのご案内をお送りしています。さらに、コロナ関連の新たな施策として、長引くコロナ禍のために活動の中止や縮小を余儀なくされた芸術・文化団体やスポーツ団体を支援するために、補助金を支給することにしました。芸術・文化やスポーツを楽しむことは自己の充実にとどまらず、人との交流を通じて心の活力も生み出します。ぜひご活用いただき、体も心も健やかな生活につなげてください。詳しくは、広報あさかNo.781(令和４年６月１日発行)の15ページの補助金についての欄をご覧ください。
　ところで、気象庁は沖縄が５月４日ごろに梅雨入りしたと発表しました。平年よりも６日早いそうですので、全国的に早めの梅雨入りが予想されます。梅雨時に限ったことではありませんが、恵みの雨は時として一変し、大雨となって私たちの生活を脅かすこともあります。そのような状況に備え、市では道路状況や避難所の開設などの情報を防災行政無線やホームページで発信しています。また、市内にあるラジオ局のナナコライブリーエフエム（FM77.5MHz）の協力により、災害時の緊急放送で情報を伝えることができるようになり ました。その他にも災害発生時の移動式宿泊施設の提供や福祉避難所の設置など、関連企業や関係団体の協力を得ながら協定の締結を進めています。災害は起こらないことが一番ではありますが、皆さんも万一に備え、普段から準備を心がけてください。
　では、また。

　朝霞市長　富岡　勝則