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市長コラム平成27年5月「育(そだてる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0038255 更新日:2015年5月1日更新

平成27年5月「育(そだてる)」

 皆さんこんにちは。
 ゴールデンウィークが始まりスポーツやレジャーなどを楽しまれている方が多いのではないでしょうか。5月は過ごしやすい季節ですが、この大型連休が過ぎると、あっという間に梅雨に入り一気に夏へと季節が変わってしまうように感じます。ついひと月前に、暖かくなってきた気温と咲き始めた桜に春を感じていた事を懐かしく思います。
 さて、4月4日の黒目川花まつりに合わせて、災害相互援助協定を結んでいる山形県東根(ひがしね)市から啓翁桜(けいおうざくら)を寄贈していただきました。この桜は、主に切花用として出荷されている小さくて可憐な花を咲かせる品種で、東根市は日本一の生産量を誇っています。今回、東根市のご厚意により、朝霞の桜の名所のひとつである黒目川堤防の泉橋のそばに3本の啓翁桜を植樹させていただきました。植樹式には東根市の間木野(まきの)副市長にご臨席をいただき、町内会の皆さんや三中のグラウンドが近かったこともあってユニフォーム姿の野球部員の皆さんなど、たくさんの方々と盛大に行うことができました。これからの季節は雨や風、暑さ、時には台風など、植樹して間もない啓翁桜にとっては厳しい環境になることもあると思いますが、朝霞市と東根市の友好のシンボルとして、地域の皆さんと一緒に大切に育てていきたいと思っています。
 ところで、4月から、いわゆる振込め詐欺等の悪質電話による被害を少しでも防止しようと、満60歳以上の市民の方を対象に自動応答録音装置を購入する際の費用の一部助成を始めました。この装置は着信すると「会話は録音されます」などのメッセージを自動的に流すとともに録音を開始するもので、一定の抑止効果が期待できます。振込め詐欺は、人の心の優しさに付け入り、子どもや孫になりすまして人をだます卑劣な犯罪で、朝霞市内でも多くの被害が出ています。「私は絶対にだまされない」と思っている人でも、犯人の巧みな演出と迫真の演技で信じ込んでしまうそうです。この装置は、今お使いの固定電話機に簡単に取り付けることができますので、是非この制度を利用して設置していただき少しでも被害が減ることを願っています。詳しくは地域づくり支援課までお問い合わせください。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則