市長コラム平成26年２月「輝(かがやく）」

　皆さんこんにちは。
　早いもので今年も２月に入りました。暦の上ではもうすぐ立春を迎えますが、春と言ってもまだまだ厳しい寒さが続いていますので、皆さんも体調管理には十分に気をつけてください。この時期は、空気が乾燥して風邪やインフルエンザなどが流行しますので、私も手洗いやうがいなどをこまめにして、予防したいと思っています。
　さて、先月１３日の成人の日に、ゆめぱれすで行われた成人式に出席しました。この成人式は、東洋大学管弦楽団の演奏で新成人をお祝いする「音楽成人式」で、新成人の代表者が中心となって、記念誌の作成や当日の司会進行、二十歳のメッセージの発表などを行う手作りの成人式です。
　昨年は大雪で大変でしたが、今年は一転して抜けるような青空が広がりました。新成人たちは、真新しいスーツや華やかな振り袖に身を包み、懐かしい顔を見つけては、昔話に花を咲かせたり、写真を撮りあったりしているほほ笑ましい姿があちらこちらで見られました。私は、地元の友達というものは、たとえ普段は離れていても、子どもの頃からたくさんの時間を共有し、ともに泣き、笑いあった、かけがえのない存在だと思います。新成人の皆さんには、このような友達との絆を大事にしていただきながら、新たな出会いも大切にして人生を豊かに輝かせていただきたいと思います。また、これから困難なことにぶつかることもあると思いますが、若さとたくましい行動力で乗り越えていってください。
　ところで、二十歳になると、お酒を飲むことができるようになります。お酒の飲みすぎは良くありませんが、昔から「酒は百薬の長」と言われていることからも、適量のお酒をおいしく飲むことは体に良いのかもしれません。
　朝霞市には、地元産のサツマイモを使った芋焼酎「紅霞（べにがすみ）」があります。このお酒は、市内の農家さんが丹精こめて育てたサツマイモ「朝霞甘藷（あさかかんしょ）」を原材料に作った、柔らかな味わいと芳醇な香りが楽しめる逸品です。私もこの「紅霞」が大好きで、毎年、新酒が出荷されるのを楽しみにしています。今年も春ごろに出荷され、市内の酒店等で販売が始まりますので、皆さんもぜひ味わってみてはいかがですか。
　では、また。

　朝霞市長　富岡　勝則