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市長コラム平成25年5月「安(やすらか)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0014556 更新日:2013年5月1日更新

平成25年5月「安(やすらか)」

 皆さんこんにちは。
今年は3月下旬に、最高気温が25度以上の夏日になる日があるなど、急に暖かくなったせいで桜が一気に開花して、例年よりとても早く満開になりました。いつもの小・中学校の入学式は、満開の桜が新入生の皆さんをお迎えするのですが、今年は春の嵐のせいもあって花びらが散り、一足早い新緑の季節の訪れを感じる葉桜の入学式で、いつもと違う趣きを感じました。
 さて、4月に入ると、今年も黄色いカバーをつけたランドセルを背負って通学する新一年生を、市内のあちらこちらで見かけるようになりました。真新しいランドセルを背負って一生懸命に通学している、そのかわいらしい姿を見ていると、自然と守ってあげたい気持ちが沸き起こってきます。市では、皆さんが安全に通学できるよう、交差点に交通指導員を配置したり、歩道や注意喚起の標示を整備するなどしてきましたが、今年度から新たに、道路を利用するすべての皆さんが、さらに安心して歩けるよう「道路あんしん緊急アクションプログラム」という道路整備を進めていくことにしました。まずは、通学路や事故の危険性が高いと思われる交差点を点検して、その中から安全対策が必要な交差点を100か所選び、緊急性が高いところから、順次改修を進めていきます。今年度は20か所の改修を予定していて、具体的には、交通事故の危険性が高い交差点だと気づいてもらえるように、赤レンガ色のベンガラ舗装で注意をひくようにしたり、十字の形の交差点マークを路面に標示して、その場所が交差点であることをはっきりと分かってもらえるようにしたりするなどです。そのほかにも「ゾーン30」といって、住宅街など、日常生活で利用する道路が集まっている区域で、警察や地元自治会などと調整しながら「ゾーン」を定めて、その中を走る車の最高速度を時速30キロメートルに制限する交通安全対策も実施します。昨年度は、幸町2丁目地区に初めて「ゾーン30」を導入したのですが、今年度は、第五小学校の通学路でもある三原1丁目地区にも導入する予定です。
 安心して歩ける道路を整備していくことで、悲しい交通事故がなくなることを願いながら、これからも安心、安全なまちづくりを進めていきます。では、また。

                                                         朝霞市長 富岡 勝則