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平成24年9月「讃(たたえる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0007094 更新日:2012年9月1日更新

平成24年9月「讃(たたえる)」

 皆さんこんにちは。
 今年は前夜祭も復活し、8月3日(金曜日)から5日(日曜日)の3日間にわたり開催された彩夏祭ですが、天候にも恵まれ、たくさんの方にご来場いただくことができました。ご協力をいただきました皆様に心から感謝申し上げます。
 さて、7月27日から17日間にわたりイギリスのロンドンで開催された第30回夏季オリンピックでは、日本代表選手の皆さんが、さまざまな競技でたくさんの感動を与えてくれました。日本のメダル獲得数は史上最多の38個と、多くのメダルを日本に持ち帰ってくれましたが、なかでも陸上自衛隊朝霞駐屯地内にある自衛隊体育学校から出場したレスリング女子48kg級の小原日登美選手とレスリングフリースタイル66kg級の米満達弘選手が金メダル、レスリングフリースタイル55kg級の湯元進一選手とボクシングバンタム級の清水聡選手が銅メダルに輝くなど、朝霞市にゆかりのある皆さんが大活躍してくれて、とてもうれしく思いました。ロンドンとは8時間の時差があり、深夜から早朝にかけて行われた競技も多かったので、テレビで熱心に応援された方は、毎日寝不足気味だったのではないでしょうか。
 オリンピック終盤の8月10日(金曜日)早朝には、朝霞第一中学校出身で、陸上競技では戦後最年少での出場となった土井杏南選手が、女子4×100メートルリレー予選に出場しました。私は、コミュニティセンターホールのパブリックビューイングで、土井さんの祖母のかよ子さんや早朝にもかかわらず応援に駆けつけてくれた約200人の皆さんと一緒に力いっぱい声援を送りました。第1走者として出場した土井選手は、得意のスタートからぐんぐんと加速し、堂々とした素晴らしい走りを見せてくれました。日本チームは、重圧のかかるレースだったせいか、あうんの呼吸が乱れてしまいバトンがスムーズにつながらず、残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが、彼女にとって次につながる大きな経験になったと思います。朝霞で生まれ育った土井選手が、オリンピックという夢の舞台で世界に羽ばたいてくれました。4年後はまだ20歳です。ブラジルのリオデジャネイロで開催される次のオリンピックでは、女子100メートルで活躍してくれることを期待しています。ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則