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市長コラム平成24年3月「予(あらかじめ)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001579 更新日:2012年3月1日更新

平成24年3月「予(あらかじめ)」

 皆さんこんにちは。
 毎年つらい花粉症ですが、今年もスギ花粉が2月の中旬から飛び始めているようです。関東では例年並みの飛散量だそうで、衣服の素材を綿や化学繊維などの花粉が付着しにくいものにしたり、飛散量の少ない時期からマスクをするなどの対策が良いようです。私も毎年花粉症に悩まされていますが、皆さんも早めの対策でつらい花粉症を乗り切っていきましょう。
 さて、市では、2月4日土曜日の早朝、朝霞市で震度6弱の地震が発生したという想定で、職員の緊急参集訓練を抜き打ちで行いました。
 当日は、午前7時に電話の緊急連絡網を使って訓練を開始しました。連絡を受けた職員は、電車が止まっているという想定の中、徒歩や自転車などで災害対策本部のある市役所本庁舎や地域防災拠点となっている各小学校に駆けつけました。朝霞台出張所や公民館などの通常勤務の職員を除く対象職員603人のうち、1時間後の午前8時に参集できた職員は174人で参集率は29%でした。訓練終了の午前11時には467人の職員が参集し、参集率は77%となりました。実際に震災が発生した時には、道路事情などもあり、短時間でこれだけの人数の職員が集まれるとは思いませんが、抜き打ちで行った訓練としては、まずまずの人数だったと感じています。
 また、訓練終了後に対象職員にアンケートを行い、電話連絡にどのくらいの時間がかかったかや何か気づいた点はなかったかなどを調査しました。このアンケート結果も含め、今回の訓練で得られた問題点などを洗い出し、今後の対応に活かしていきたいと思います。
 職員は、休日・夜間を問わず、朝霞市で震度5弱以上の震度が観測された時には、自主的に市役所本庁舎や地域防災拠点に参集し、避難所の開設や被害情報の収集、帰宅困難者が発生している場合には、その対応に当たることになっています。
 東日本大震災が発生してから、まもなく1年になろうとしています。市では、この震災を教訓に災害時の応援協定を締結したり、被災地に職員を派遣し災害復旧活動に従事させるなど、さまざまな準備を進めていますが、皆さんも、あらかじめ家具を壁に固定したり、緊急時の水や食料を保存するなど、日ごろからの備えをお願いします。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則