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市長コラム平成23年2月「防(ふせぐ)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001576 更新日:2011年2月1日更新

平成23年2月「防(ふせぐ)」

 皆さんこんにちは。
 早いもので、新年を迎えてから一か月がたちました。夏の暑い日が続いたころとは打って変わって、今はいてつくような寒い日が続いています。空気はとても乾燥していて、一年のうちで一番風邪をひきやすい季節です。私も手洗いやうがいをこまめにして、風邪をひかないよう心がけていますが、皆さんも健康管理には十分にご注意ください。
 さて、1月9日(日曜日)、毎年恒例となっている「消防出初め式」が市役所駐車場で行われました。当日は底冷えのする寒さにもかかわらず、たくさんの親子連れなどが集まり、100人を超える消防団員や朝霞消防署員が、演技の披露などを行いました。消防団員の皆さんには、自分の仕事を持ちながら昼夜を問わず市民の生命や財産を守っていただいており、その献身的な活動には本当に頭が下がる思いです。
 私も点検官として、人員服装規律の点検や機械器具の点検などを行いましたが、団員の皆さんの一糸乱れぬきびきびとした行動に、身の引き締まる思いがしました。 出初め式には「朝志ヶ丘自警団」の皆さんも参加され、演技を披露していただきました。これは「自分のまちは自分たちで守ろう」との考えから市内の町内会・自治会で唯一組織されている自警団です。リヤカー式のポンプ車両を保有していて、月に一度の点検と、2か月に一度の訓練を行い火災に備えているということで、私は、とても素晴らしいコミュニティ活動だなと感じています。
 出初め式が終わった後は、消防団の方が「ふれあい広場」を開催し、子どもたちは放水体験など、楽しいひとときを過ごしていたようです。
 昨年一年間に、朝霞市内では47件の火災が発生し、残念ながら1名の方がお亡くなりになっています。火災による死亡原因のうち、逃げ遅れによる死者が6割を占めるということから、平成20年6月からは、住宅用火災警報器をすべての家庭に設置しなければならないことになっています。ホームセンターや電気店でも購入できますので、まだ設置されていないご家庭も早めの設置をお願いし、共に災害に強いまちづくりを進めていきたいと思います。ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則