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市長コラム平成23年1月「活力あるまち朝霞の未来に向けて」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001577 更新日:2011年1月1日更新

平成23年1月「活力あるまち朝霞の未来に向けて」

 明けましておめでとうございます。
 皆様には、お健やかに初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年中は、行政改革の一環として、行政評価制度の運用開始および外部評価委員会の設置をはじめ、子育て支援策として医療費助成対象年齢の拡大、高齢者の外出を支援するための「高齢者バス・鉄道共通カード」の配布、シニア活動センターの設置、朝霞第四小学校ならびに第五小学校の新校舎の使用開始および両校における自校式給食の開始、市民会館や体育施設の月曜休館等の廃止など、さまざまな施策を順調に実施することができました。これもひとえに市民の皆様をはじめ、朝霞市議会ならびに関係者の皆様のご理解とご協力のたまものであり、心から感謝を申し上げます。
 さて、また新しい一年が始まりました。大みそかと元旦は、暦の上では一日違うだけなのですが、年が明けたとたんに、すべてのことが新しくなったように感じられ、すがすがしい気分となります。私は、今年の三月に市長就任二期目の折り返しを迎えますが、一期四年という限られた時間の中で計画どおりに目標を達成するためには、一日一日を大切にし、精一杯努力することが必要です。「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」と申しますが、何事も最初が肝心でございますので、年初にあたり、朝霞市の更なる発展に向けて、決意を新たにした次第でございます。
 ところで、我が国の経済は、依然として低迷を続け、円高、物価下落、雇用不安など、多くの不安定要素を抱えたままの状況が続いています。こうした中、本市におきましても市財政の根幹をなす税収が大幅に減少し、その一方で、歳出を伴う行政需要は拡大を続けるなど、全国の自治体の中で比較的に健全財政を維持していた本市でも、大変厳しい状況となっております。一番の解決策は、景気が回復することですが、先行きが見えない状況であり、市民サービスを低下させないよう配意しながら、更に踏み込んだ対策を講じる必要があると考えております。
 ここで、本年に予定している主な事業について申し上げますと、第四次総合振興計画後期基本計画および第四次行政改革大綱の策定をはじめ、人権庶務課内に配偶者暴力相談センター機能の開設、国民健康保険税の一部減税、小中学校トイレ改修事業の実施、スポーツ振興計画の策定、水道事業耐震化計画の策定等を予定しております。
 厳しい状況が続いておりますが、将来を見据え、市民の皆様とともに朝霞市の更なる発展に尽くしてまいりたいと存じます。どうか、引き続き、市政に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして実り多い年となりますよう、心から祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

朝霞市長 富岡 勝則