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市長コラム平成22年5月 「守(まもる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001561 更新日:2010年5月1日更新

平成22年5月 「守(まもる)」

 皆さんこんにちは。
 「目には青葉 山ほととぎす 初がつお」という句がぴったりの過ごしやすい季節になりました。市役所前のけやきの葉も、日に日に緑を濃くし、春から初夏に変る季節を感じさせてくれます。ゴールデンウィークで家族や友人とお出かけになる方も多いと思いますが、皆さんいかがお過ごしですか。
 さて、近ごろスポーティな自転車に乗った方が、さっそうと街中を走り抜けていく姿をよく見かけます。これは、ロードバイクという種類の自転車で、健康志向が高まっている中、数年前からジョッギングとともにブームに火が付き、今では通勤に利用している方も多いようです。また、荒川の土手のサイクリングロードを走って葛西臨海公園まで行くことも可能ということで、その性能の高さにはとても驚きました。
 ところで、自転車は、道路交通法上は軽車両なので、車道を走ることが義務付けられています。先日も、都内を快走していたロードバイクが車と接触して、私の目の前で転倒する事故を見てハッとした事があり、一歩間違うと危険と隣り合わせだなと、改めて感じました。平成20年の道路交通法の改正によって、13歳未満のお子さんが運転する自転車は、歩道を走ってもよいことになり安全性は高まりましたが、それでも昨年一年間で、小学生までの子どもの交通事故が、市内で16件も起きています。
 また、同じく平成20年度の道路交通法の改正では、お子さんが自転車に乗るときにはヘルメット着用の努力義務が、また、自動車の後部座席でもシートベルトの着用が義務付けられ、安全対策はかなり進んできたようです。
 市では、子育てにやさしいまちづくりを進めるために、以前から、6歳未満のお子さんのチャイルドシートを購入するときに補助を行ってきましたが、私はさらに効果の高いものはないか考え、実施は今年の6月からになりますが、小学校6年生までのお子さんを対象に、事業協力店で自転車用ヘルメットを購入するときに、2,000円を補助することにしました。お子さんをお持ちの方には、ぜひこれらの制度を利用していただいて、家庭と行政が協力して、子どもたちが安全に暮らせるまちづくりを進めていきたいと思っています。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則