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市長コラム平成22年1月 「やさしいまちづくりを目指して」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001565 更新日:2010年1月1日更新

平成22年1月 「やさしいまちづくりを目指して」

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様には、お健やかに初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年の3月、市民の皆様から多くのご支援を賜り、引き続き朝霞市長として市政をお預かりすることとなりました。2期目の市政に際し、新しい朝霞のまちづくりを推進するため、「子育てにやさしいまちづくり」、「お年寄り・障害者にやさしいまちづくり」、「心地よく過ごせるまちづくり」をキーワードに諸施策を進めているところでございます。おかげさまで昨年は、高齢者バス共通カードの配布、育み支援バーチャルセンターの設置、障害者就労支援センターの設置、膝折市民センターの開所など、順調に実施することができました。これもひとえに市議会をはじめ、市民の皆様のご協力の賜物であると心から感謝を申し上げます。
 さて、昨年は、国政において自民党政権から民主党政権へ政権の交代が行われるという、大きな転換期となりました。また、その一方で、日本経済は、アメリカの金融不安に端を発した世界同時不況の影響に加えて、円高、物価下落、雇用不安など、多くの不安定要素を抱えたままの状況が続いております。こうした中、政府は昨年暮れに、第二次補正予算として7.2兆円の経済対策を発表したところですが、本市においても、経済対策事業を実施するための補正予算を計上するなど、迅速かつ適切な対応に努めてきたところです。しかしながら、現時点では、この景気低迷がどの程度継続するのか、また、新政権が示す財政運営方針が、どのように地方財政に影響を及ぼすのか推量することが難しい等、依然として先行きは不透明な状況にあります。今後、市政運営の基盤となる税収がさらに減少するなど、今まで以上に財源の確保が厳しくなることが見込まれるところでございますが、こうした厳しい状況を逆にチャンスとして捉え、組織や事業の見直しなど、朝霞市が更に発展していくための力に変えて、健全な行財政運営に全力で取り組んでまいりたいと考えております。
 ここで、本年の主な事業を申し上げますと、市の最上位計画である第四次総合振興計画後期基本計画の策定をはじめ、シニア活動センターの設置、朝霞駅南口エレベーターの利用開始、根岸台四丁目緑地の取得、朝霞第四小学校新校舎開校、朝霞第五小学校校舎棟使用開始、市民会館並びに総合体育館などの月曜開館の実施などを予定しております。
 本年も、生き活きタウン朝霞の実現に向け積極果敢に諸施策を推進してまいります。どうか、引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますともに、本年が皆様にとりまして実り多い年となりますよう、心から祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

朝霞市長 富岡 勝則