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市長コラム平成20年9月 「誇(ほこる)」
平成20年9月 「誇(ほこる)」
皆さんこんにちは。
まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今年も無事に彩夏祭を終えることができました。このお祭りのために、長い時間をかけて準備をしていただいた皆さん、あるいは、演舞のために厳しい練習を積み重ねた皆さん、本当にお疲れ様でした。皆さんのおかげで、素晴らしいお祭りとなり、暑い盛りの3日間を大いに楽しむことができました。
さて、年々発展し続ける「朝霞市民まつり彩夏祭」ですが、このお祭りは、朝霞市コミュニティ協議会が主体となって始めたもので、今年で25年目を迎えることができました。朝霞市コミュニティ協議会の皆さんには、25年という大変に長い間、毎年、創意工夫を凝らし、莫大な時間をかけて準備をするなど、お祭りを盛り上げるために頑張っていただいており、大変感謝しております。
そもそも、このお祭りは、「埼玉都民」という言葉に表されているとおり、昼間は都内で仕事をして、夜、眠るために朝霞へ帰ってくるという生活をしている方々にも、自分たちが暮らしているまちである朝霞への愛着を持っていただきたい、特に子どもたちには、大人になってもこの朝霞のまちを自分のふるさととして、末永く大切にしてほしい、ということから始められたものです。
今年の彩夏祭では、来場者は史上最多となる約60万人を数え、お祭りのメインイベントである「関八州よさこいフェスタ」では、同じく史上最多となる91チームが参加したという公式発表がありました。規模が大きくなれば祭りは一段と活気づき、知名度が上がることでさらに多くの人を集めることができます。市長になり、市民の方から「市外に住んでいる子供や孫が、彩夏祭のときには必ず帰ってくるんですよ。」とか、「エキサイティングな祭りなので、彩夏祭の時には朝霞に友達を呼んで自慢しています。」というようなことを言われることが多くなり、ふるさと意識が高まっていることを実感しています。そして、さらに多くの市民の皆さんに誇りと愛着をもっていただくためのまちづくりの核として、今後も彩夏祭の役割は増すものと私は思っています。
それでは、また。
朝霞市長 富岡 勝則