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市長コラム平成19年9月 「願(ねがい)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001522 更新日:2007年9月1日更新

平成19年9月 「願(ねがい)」

 皆さんこんにちは。
 今年の彩夏祭も大いに盛り上がりました。皆さんも楽しんでいただけたでしょうか。
 私自身、市職員のときは事務局として、その後は実行委員として祭りにかかわっていましたが、苦労の中にも、祭りを作り上げていく充実感を味わうことができ、また祭り当日も十分に楽しむことができました。しかし、市長に就任してからは、祭りへの思いは変わらないものの、事故が起こらないかということが絶えず頭の片隅にあり、なかなか楽しむことができません。少し心配性なのかもしれませんね。兎(と)にも角(かく)にも、今は祭りが事故もなく、無事に終わりほっとしています。まずは、朝霞市民まつり実行委員会をはじめ、関係者の皆様にお礼と感謝を申し上げます。
 さて、彩夏祭終了後の8月11日(土曜日)、12日(日曜日)の2日間で、昨年に引き続き、今年も高知のよさこい祭りを見学してきました。高知のよさこい祭りは、50年以上もの歴史があり、いつもながらに町を挙げて祭りを楽しんでいるという印象を強く受けます。特に、鳴子の踊り子の笑顔がすばらしく、本当に踊りを楽しんでいるのが伝わり、見ている側もとても楽しい気持にさせられます。また、桟敷席が用意されているのですが、ゴミ一つ残さないマナーの良さには驚かされました。朝霞の彩夏祭は、まだ歴史は浅いけれど、いつかは本場高知の祭りにあらゆる面で肩を並べるようになればいいなと、改めて思いました。
 ところで、「天災は忘れたころにやってくる」といいますが、新潟県中越地震の傷跡が今なお残る新潟県を、またしても大きな地震が襲い、甚大な被害をもたらしました。今でも大勢の方が仮設住宅や避難所などで不自由な生活を強いられており、ニュースを見るたび何かお手伝いできることはないかと思い、心が痛みます。被災地の一日も早い復興を願い、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。地震は、いつ起こるか分かりません。被害を最小限にするためには、日ごろからの「備え」が大切です。9月1日は「防災の日」。この機会に、ご家族で防災用品や連絡方法のチェックをしてみてはいかがでしょうか。
 それでは、また。

朝霞市長 富岡 勝則