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市長コラム平成19年7月「信(しんじる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001524 更新日:2007年7月1日更新

平成19年7月 「信(しんじる)」

 皆さんこんにちは。
 毎年7月中旬から8月にかけて、土・日曜日を中心に市内各所で自治会主催の夏祭りが行われます。私もご案内をいただいた際には極力参加するようにしています。とはいうものの、多いときには1日に5、6か所が重なることもあるため、短時間の滞在となったり、また、他の公務と重なった場合には伺えないこともあります。しかし、地域のために活動している皆さんに敬意を表し、今年もできる限り参加したいと思っています。
 昨今、自治会への加入率が低下する傾向にあり、地域のコミュニティづくりの大きな課題となっています。任意加入とはいうものの、自治会は防災や防犯の面からも重要な役割を担っており、私は多くの市民の皆さんに加入していただきたいと思っています。そういう意味で、夏祭りの開催は、地域の皆さんが集い、輪を広めていただける場であることからとても有意義であり、役員の皆さんにはご苦労が多いことと思いますが、ぜひ継続していただきたいと願っています。
 ところで、先月、朝霞市職員を名乗る者による振り込め詐欺事件が市内で発生しました。市職員を装われたことに強い憤りを覚えるとともに、「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」などの振り込め詐欺事件がテレビや新聞で連日のように報道されているにもかかわらず、被害が後を絶たないことにやるせなさを感じます。
 詐欺事件は巧妙化しており、善良な市民を欺き、貴重な財産を奪おうとする者が増えているばかりか、手口がマニュアル化され、組織的に行われる場合もあると聞いています。「もし、自分ならばそんな簡単には被害にあわない」と思っていても、実際にその場になってみると「時間がないとせかされて気持が動揺し、なんとかしなくてはという思いが先に立って、我を忘れてしまった」というような気持にさせられてしまうようです。このような場合は、絶対に一人では判断せず、ほかの誰かに相談をすることが大切です。とにかく落ち着いて、判断の時間を持ちたいものです。
 このコラムを読んでいる「あなた」にも、今、電話がかかってくるかもしれません。心の準備は大丈夫ですか。
 ではまた。

 朝霞市長 富岡 勝則