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市長コラム平成19年4月 「桜(さくら)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001527 更新日:2007年4月1日更新

平成19年4月 「桜(さくら)」

 皆さんこんにちは。
 桜の咲く季節を迎えると、市長に就任したころを思い出し、新鮮な気持ちでいろいろなことにチャレンジしようという意欲がわいてきます。
 桜は、開花期が短いため、古来より、散り行く桜をはかなむたくさんの和歌や俳句が詠まれています。時節柄、咲いたと思ったら雨に打たれ、冷たい風にあおられながら散っていくのが桜の特徴ではあります。しかし、寒い冬から暖かな新緑の季節へといざない、新たな夢と希望を抱かせてくれるのも桜ならではと私は思っています。
 ところで、今では市内の名所となっている黒目川沿いの桜ですが、この植樹が始まったのは、昭和61年3月、元市長であった(故)岡野義一さんが県議会議員の時代にご尽力されたものでした。私も県議会議員時代、議会の質問で、黒目川を管理している埼玉県に、「堤防沿いを桜並木として市民が活用できるよう支援していただきたい」と要望しました。その後、河川改修に合わせ堤防沿いが整備され、私が市長に就任した平成17年3月には、ボランティア団体の「朝霞に桜の名所をつくる会」の皆さんといっしょに42本の桜の苗木を花ノ木橋付近に植樹することができました。さらに、先日、この桜並木を市民の皆さんにもっと楽しんでいただけるよう、浜崎黒目橋付近にベンチを増設するとともに、ボランティア団体の皆さんと、桜の苗木の植樹を行いました。
 また、市制施行40周年記念事業として、3月31日(土曜日)と4月1日(日曜日)の両日に、黒目川花まつり実行委員会(朝霞市商工会等により構成)の主催による「黒目川花まつり」が開催されるなど、ここ数年で、市民の皆さんの間でも、桜を利用したまちづくりの気運が高まっています。そこで、今年は、新たな取り組みとして、黒目川とともに、毎年たくさんの市民でにぎわいを見せる北朝霞公園、城山公園の3か所の「さくら開花情報」を市のホームページに開設しました。
 今後も、日本を代表する花である「桜」を、市民の皆さんと楽しみながら、そして力を合わせて大切に育てていきたいと思っています。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則