ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 秘書課 > 市長コラム平成18年6月 「効(きく)」

本文

市長コラム平成18年6月 「効(きく)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001513 更新日:2006年6月1日更新

平成18年6月 「効(きく)」

 皆さんこんにちは。朝霞市長の富岡です。
 まもなくうっとうしい梅雨の季節を迎えますが、体調には十分気をつけてください。ちなみに、梅雨は、「梅の熟す時期の雨」という意味で、元々「梅雨(ばいう)」と呼ばれていたという説もあり、江戸時代ころより「つゆ」と呼ばれるようになったそうです。
 さて、先月、テレビを見ていてとても気になることがありました。中高年男性の半数が「危険」という見出しで、心筋こうそくや脳卒中など生活習慣病の引き金となる「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)の疑いが強いか、その予備群と見られる人が40歳を過ぎると急増し、40~74歳男性の約半数に上ることが、厚生労働省の初めての全国調査で分かったというものでした。女性でも同年代で2割の人が当てはまるそうです。
 私も普段の食生活を考えると、他人事ではないような気がします。実は私も学生時代、学食よりも某牛丼屋の牛丼を毎日食べていたり、今でもファーストフードが大好き人間です。でも、最近は健康を考え、なるべくバランスのよい食事を取るように心がけています。また現在、ジョギングを朝行っていますが、これも健康を考えてのことです。
 生活習慣病と呼ばれている主な疾患は、「肥満症」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などがあります。これらの疾患は個々の原因で発症するというよりも、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積したことによるものが多いと考えられており、その要因として、運動の減少や好き嫌いなどから、バランスのよい食生活ができていないことがあげられています。
 現在、生活習慣病を防止するため、「食育」の必要性が重要視されており、子どものころから、食べものが食卓に上るまでの過程の理解や食品の選択や調理等を行うための体験等が大切であると考えられています。
 皆さんも、食事を楽しみながら、できるだけバランスの取れた食事を取ってもらいたいと思います。また、体を動かすことが、生活習慣病の予防に効果があるといわれているので、できるだけ時間を見つけてウォーキングなどしていただきたいと思います。
 では、また。

朝霞市長 富岡 勝則