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市長コラム平成18年5月 「想(おもう)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001514 更新日:2006年5月1日更新

平成18年5月 「想(おもう)」

 皆さんこんにちは。朝霞市長の富岡です。
 緑が鮮やかなこの季節、ゴールデンウィークも始まり、海外旅行やレジャーに出かける人、スポーツを楽しむ人など、多くの皆さんがこの連休を使い、いろいろな楽しみ方をするのではないでしょうか。私も、日ごろから慌ただしく生活しているので、少し時間が取れたら、家族とのんびり過ごしたいと思っています。
 さて、私の出身校でもある朝霞第一中学校が、4月からキャンプ朝霞跡地内に移転し、ユニバーサルデザインや屋上緑化など環境に配慮した校舎に生まれ変わりました。先月18日(火曜日)には新校舎の開校式も行われ、これからは、生徒の皆さんが力を合わせて、この新校舎とともに新しい一中の歴史を作っていただきたいと思います。
 昭和22年開校以来、来年で60周年を迎える一中ですが、旧校舎は、築48年と老朽化が進んだこともあり、たくさんの思い出とともに、長い歴史に幕を閉じ、今年7月に取り壊す計画になっています。
 こうした中で、先月の8日(土曜日)・9日(日曜日)に、朝霞第一中学校PTA記念事業委員会の主催で、「朝霞第一中校舎とさよなら会」が開催され、年配の方から今年の卒業生まで約600人の方々が来場したそうです。内容は、学校を自由に見学できたり、校舎に落書きできたりしたほか、新旧の制服、校舎で見つかった過去の写真などが展示されました。私も、中学校時代の思い出ということで、「白球を追って [PDFファイル/9KB]」を題にして、野球部で白球を追い続けた3年間のこと、学校の近所にカレー粉を扱う会社があり、風向きによっては、においが校庭まで立ち込めていた記憶から、今でもカレーを食べると昔を思い出すことなど、当時のことを書かせてもらい、展示していただきました。
 多くの卒業生を輩出し、幾多の困難を乗り越えてきた学びの場所、良い思い出もつらい思い出も刻み込んだ校舎が無くなることは、私も含め、卒業生にとって、複雑な思いがあるのではないでしょうか。 形ある物は、いつかは壊れていきます。しかし、一中の卒業生の心には、思い出と感動がいつまでも残っていると思います。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則

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