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市長コラム平成17年12月 「備」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001501 更新日:2005年12月1日更新

平成17年12月 「備」

  皆さんこんにちは。朝霞市長の富岡です。
 周辺の木々も冬の到来を感じさせるようになってきました。今年も、残すところあと一か月となり、年末に向けて何かと慌ただしくなりますが、健康には十分気を付けていただきたいと思います。
さて、昨年から今年にかけて、新潟県、スマトラ、パキスタンなど、国内外で立て続けに地震が発生しております。わたしたちが住んでいる関東地方でも頻繁に地震が起こっており、近い将来、関東地方周辺でも大きな地震が起きる可能性があると言われております。実際に起きないことを願うばかりです。10年前の「阪神・淡路大震災」の辺りを契機に、各自治体がこれまで以上に防災・災害対策を行ってきました。皆さんは、万一の災害に備え、防災用品など用意していますか? 準備しなかったことを後悔するより、自分の身は自分で守るといった「危機管理」意識を持つことが大切だと思います。それとともに「災害情報」は、重要な役割を担っており、特に人的被害の発生を防ぐ為の役割を果たすものです。
市では、これらの情報をより速くお知らせするため、震度4以上の場合、自動的に注意を呼びかけるシステムを導入しました。しかし、防災情報を流しても「どうせ何も起きないだろう」と事態を楽観的にとらえたり、「自分だけは大丈夫だろうと」といった意識を持ってしまうことにより非難が遅れ、結果として被害を拡大させてしまう事につながります。災害の発生は「万が一」です。常に、いつ起きるか分からない災害に備えることが、自分の生命を守ることになることを認識していただきたいと思います。
 市では、先月19日の土曜日に、全職員対象に防災訓練を実施しました。休日に抜き打ちで行うことで、職員の参集状況を把握するとともに、職員ひとりひとりに常に防災意識を持ってもらうため行ったものです。今後も万一の災害に備え、被害が最小で済むようさまざまな対策を行ってまいります。
 これから寒さが厳しくなりますが、ご家族皆様が元気に新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げます。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則