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市長コラム平成30年3月「助(たすけあう)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0071054 更新日:2018年3月1日更新

平成30年3月「助(たすけあう)」

 皆さんこんにちは。
 1月22日から23日にかけて、関東の南の海上を通過する低気圧の影響で、首都圏は記録的な大雪となりました。朝霞市も県内最高の32センチメートルの積雪を記録しました。記憶に残る大雪でしたが、翌日の朝にはきれいに雪かきがされている道路がありました。通勤・通学でその道を通る人が滑らないようにとの配慮なのでしょう。厳しい寒さの朝でしたが、とても温かい気持ちになりました。
 さて、住民のライフスタイルの変化や価値観の多様化、地域への帰属意識の低下などから自治会・町内会の加入率が全国的に低下傾向にあります。本市も例外ではなく、昭和55年に90.2%あった加入率が、今では半数以下の44.5%にまで減少しています。これに歯止めをかけようと、自治会連合会の皆さんが、1月末から2月にかけて、朝霞駅や朝霞台駅での街頭活動のほか、未加入世帯への戸別訪問などを行い自治会・町内会への加入を呼びかけました。自治会・町内会は、同じ地域に住む者同士が、日頃から様々な活動を通じて交流しながら、安全・安心で住みよい地域づくりを進めていくための組織で、東日本大震災や熊本地震の際にも救助活動や、その後の避難生活に大いに役立ったと言われています。これからますます少子・高齢化が進んでいく中で、地域コミュニティの要となる自治会・町内会の役割は、より一層重要になります。住みよい地域づくりのため、また、いざというときのためにも、より多くの方に関心を持っていただき、ご加入いただけたらと思います。
 話は変わりますが、埼玉県では4月から自転車利用者等に対して、自転車損害保険等への加入を義務化します。昨年、神奈川県で大学生の乗る自転車が歩行者と衝突し、歩行者が死亡するという痛ましい事故がありました。加害者の大学生は、左手でスマートフォンを操作しながら右手に飲み物を持ち、左耳にはイヤホンをしていたそうです。このような「ながら運転」に怖い思いをされた方も少なくないと思います。免許がいらず誰でも気軽に乗れる自転車ですが、時として人の命を奪う凶器にもなります。日頃から安全運転に努めていただくとともに、自転車損害保険等への加入もお願いします。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則