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市長コラム平成28年8月「縁(えにし)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0052031 更新日:2016年8月1日更新

平成28年8月「縁(えにし)」

 皆さんこんにちは。
 今年で33回目を迎える朝霞市民まつり「彩夏祭」が、いよいよ8月5日金曜日から7日日曜日までの3日間開催されます。彩夏祭といえば、やはり、よさこい鳴子踊りをイメージされる方が多いのではないかと思います。今では、全国各地で踊られているよさこい鳴子踊りですが、朝霞市が本州で初めてお祭りに取り入れたのをご存じでしょうか。私はちょうどその頃、市職員として市民まつりを担当していて、市民の皆さんはもちろんのこと、市外の方にもたくさん訪れていただくにはどうしたらよいかを、市民まつり実行委員会の皆さんと一緒に考えていました。そして、当時商工会の会長で、市民まつりの企画委員長だった故渡辺利昭(わたなべとしあき)埼玉県議会議員の発案で、よさこい鳴子踊りの導入や基地跡地からの花火の打ち上げなど、それまでの市民まつりの内容を大きく変え、充実させたことにより、今では毎年、市内外から60万人を超える皆さんに訪れていただける「彩夏祭」に成長しました。ただ、この大きな変革に対して、当時多くの実行委員の方々から反対がありました。しかし、そのような中、渡辺さんは、一人ひとり丁寧に説明をして、最終的にはご理解をいただくことができました。今、当時を振り返ると、本当に大変な作業で、渡辺さんがいらっしゃらなかったら、今の「彩夏祭」はなかったのではないかと思います。毎年、この時期になると、渡辺さんのことを思い出し、感謝の気持ちでいっぱいになります。故人の十三回忌の年にあたり、改めて市民の皆さんに、もっともっと愛される「彩夏祭」にしていかなければとの思いを強くしました。
 ところで、世界的なスポーツの祭典であるオリンピック・パラリンピックが、ブラジルのリオデジャネイロで8月6日(日本時間)に開幕します。市では、7月5日に、自衛隊体育学校に所属している選手をお迎えして壮行会を行いました。本市に縁のある選手はもちろんですが、日本代表選手の活躍を今から楽しみにしています。次のオリンピック・パラリンピックは、朝霞市でも射撃競技が開催される予定です。4年後につなげるためにも、たくさんのメダルを日本に持ち帰ってもらいたいなと思っています。
 では、また。

  朝霞市長 富岡 勝則